日本の外交―明治維新から現代まで (中公新書 (113))電子ブックのダウンロード

日本の外交―明治維新から現代まで (中公新書 (113))

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日本の外交―明治維新から現代まで (中公新書 (113))電子ブックのダウンロード
によって 入江 昭
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日本の外交思潮のパターンである・政府の現実主義・と・民間の理想主義・とは、日本が日露戦争の勝利によって二十世紀の国際外交の舞台に躍りだすまでにできあがっていたが、大陸への野心から太平洋戦争へ、そして敗戦から日米安保体制下の今日にいたるまで、百年の尺度で日本の近代外交の思潮をかえりみるとき、そこにどのような歴史の教訓を引きだすことができるだろうか。長期の展望にたって、今日の外交への指針を示そうとする。
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著者はアメリカ外交史が専門であり、アメリカの大学を出て、アメリカの大学で教鞭をとってきた人物である。したがって、タイトルは「日本の外交」であるが、その考察の思考・手法および研究は欧米であろう。そして、本の内容は日清戦争から昭和末までの日本外交が多くを占めている。さらには、外交というものを日本を対象にして、善しあしの価値観をできるだけ排して、学者として論じている。日本は明治維新以来「脱亜入欧」「富国強兵」で、遂には侵略戦争を起こし、日米戦争に突入し敗北し、散々な結果を招いた。著者は日本には、国防と経済で西欧に追い付け追い越せでやってきた。したがって、そこには、ある意味の普遍性や理念や理想というものが乏しく、現実主義的ではあるが場当たり的で今日まで来てしまったという基本認識がベースにあるようだ。そういう意味では、外交の難しさ、世界の中での自国の在り方や付き合いのあり方の難しさを認識させてくれる書ではある。ただし、著書の日本外交(戦争含む)ののじょ実は、かなり、成り行き肯定的であり、その外交の事実において、かなり、現実主義的で自省的な要素がないために、どっちもどっち、要は利害、力、価値観等のぶつかり合いだという冷めた分析になっており、今一、その時々の政策と判断と行動が如何なものであったのかの評価がないため、釈然としないものを感じる。読み通して、どうしても、価値判断のない現実主義者的叙述が前面に出るため、遅れて帝国主義的膨張主義に陥っていった日本の外交の失敗や姿が浮き彫りにならないのである。

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